2023/10/15
人間ドックには脳が健康であるかどうかを重点的に検査する、脳ドックというものがあります。脳は人間の機能として大切な器官で、脳出血や脳梗塞、脳卒中などのリスクを軽減させるために脳ドックで検査を受けることが役立ちます。脳ドックで使われる検査機器はMRIとCTが主流となっていますが、それぞれの検査機器によって特徴が変わってきます。初めて人間ドックで脳ドックを受診する人の場合には、頭部MRIや頭部、頚部MRAがおすすめの検査となります。
脳卒中は血管が詰まってしまうことが原因で引き起こされる虚血性のものと、血管が切れることで発症する出血性の2種類のものがあります。虚血性の疾病としては脳梗塞、出血性の疾病としては脳出血やくも膜下出血が知名度の高い病気と言えます。これらの脳疾患に関しては、MRIやMRAを受診することによって確認することが可能です。MRIやCTという検査機器には、それぞれにおいて検査しやすい得意な部位というものがあります。
CTはX線を使用する検査で、検査に必要な時間が短くて済むので患者の身体への負担が少なくて済みます。また、広い範囲で撮影することが可能な点がメリットですが、デメリットとしては検査薬を使用するので被ばくする点が挙げられます。MRIは磁気を使用した検査で、検査薬を必要としない方法ですので被ばくすることなく身体の内部を調べることができます。脳や頭部における血管の状態を詳細に撮影することが可能なので、脳や脊椎の状況を確認することに向いている検査機器となります。
人間ドックでは検査機器についても選択ができるので、自分の好みに合わせてどの検査を受けるか決めることができます。ホーチミンの病院のことならこちら